今回の講座で、実現するカスタマイズ
今回の講座では、ページ全体の色合いをカスタマイズします。TypePadのページは、複数のパーツから構成されていて、CSSで個別にデザインを指定する事が可能です。個々のパーツに背景色を設定する事で、ページ全体の雰囲気を変える事ができます。
TypePadのレイアウト構造
TypePadは、タイトルが表示されるヘッダーや、記事本文が表示される部分など、複数のパーツによってレイアウトされています。これらのパーツ には、IDやクラスと呼ばれる識別子がつけられています。カスタムCSSで、IDあるいはクラスを指定することで、カスタマイズをおこなうことが可能で す。
それでは具体的に、どのようなID、クラスがつけられているのかを見てみましょう。以下の画像のように、TypePadのページは、複数のパーツの入れ子構造になっています。外側にあるものがページ全体の背景で、記事などが一番内側になります。
IDとクラスの指定の仕方
では、それぞれのパーツをカスタムCSSで指定するには、どうしたらよいのでしょうか?対象がIDなのかクラスなのかによって、カスタムCSSの記述方法が異なります。まずは、カスタムCSSの編集画面を開きます。
「ブログ」 >> 「デザイン」 >> 「カスタムCSSを編集」
カスタムCSSでの指定方法は、以下の通りです。
- IDの場合: 「 #ID名 {} 」で指定
- クラスの場合: 「 .クラス名{} で指定 」
ただ、一番外側の背景だけは body {} という要素で指定します。以下にサンプルCSS では、各パーツの背景色を指定しています。もちろん、このすべてを指定する必要は無く、自分が変えたい部分だけを指定すればOKです。
また、各パーツがどのように画面上でレイアウトされているかは、選択しているテーマによって異なります。いくつかのパーツを違う色で指定しながら、実際にブログがどのようにかわるのか、確認しながらカスタマイズをするとよいでしょう。
body {
background: #1A2FA6;
}
#container {
background: #2541BE;
}
#container-inner {
background: #3754D4;
}
#pagebody {
background: #4A70EF;
}
#pagebody-inner {
background: #6488FF;
}
#alpha {
background: #7297FF;
}
#alpha-inner {
background: #99AAFF;
}
.entry-header {
background: #BBCCFF;
}
.entry-content {
background: #CCDDFF;
}
.entry-body {
background: #FFFFFF;
}